
アニメーションⅠ・Ⅱ(アニメーションセットアップ)
■授業のための設定
●起動画面


Mayaを初めて起動すると、新機能ハイライト表示のウィンドウが表示される。
「新機能のハイライト」と「起動時には表示する」をオフにする。

「新機能のハイライト」は、[ヘルプ]メニューから変更できる。
●シーンの設定

[ファイル]>[新規シーン](オプション)を選択する。
※メニュー右側の□は、オプション、オプションボックスと呼ぶ。

規定作業単位の「時間」を「30fps」
タイムスライダの規定設定の「再生開始」を1フレーム、「再生終了」を150フレーム
「アニメーション開始」を1フレーム、「アニメーション終了」を150フレームに設定する。
これで、新規シーンを開いた場合、この設定が規定として設定されている。
●プリファレンスの設定

[ウィンドウ]>[設定/プリファレンス]>[プリファレンス]を選択する。
※プリファレンスは「環境設定」になる。「保存」ボタンをクリックして設定を保存する。

プリファレンスは、画面右下の「アニメーションプリファレンス」ボタンからもアクセスできる。

左側の[カテゴリ]から「設定」を選択する。
「作業単位」の「時間」を「30fps」に設定する。
※fpsは、frame per secondの意味で、1秒間に使用するフレーム数を示す。

「フレームレート」が「30fps」になっているのを確認する。
「再生スピー ド」を「すべてのフレームを再生」、「最大再生スピード」を「30fps×1」に設定する。

[ファイル/プロジェクト]から「ファイルダイアログ」を「OSネイティブ」に設定する。
これは、シーンを開く場合や、テクスチャファイルを読み込む場合のウィンドウの表示方法の設定になる。

これは、[ファイルダイアログ]が「Maya規定」の場合。

これが、[ファイルダイアログ]が「OSネイティブ」の場合。通常のWindowsの表示になる。

カテゴリの「マニピュレータ」から「ピボットマニピュレータ」の「方向ハンドル」をオフに設定する。

「方向ハンドル」がオンの場合、初心者には、ピボットポイントの移動が難しいのでオフにする。
●プロジェクトの設定

Mayaを起動したら、どのプロジェクトで作業をするのかを設定する。
きちんとプロジェクトの設定を行っていれば、ファイルを開く、ファイルの保存の際、直接ジャンプする。

「CG制作Ⅰ」(B)アニメーションセットアップの授業では、defaultプロジェクトを使用します。

Projects(プロジェクト)の管理
●scenes⇒シーンファイル(メインデータmbファイル)を保存
●images⇒出力ファイルが保存される
●sourceimages⇒テクスチャ、イメージプレーンなど入力する画像を保存する