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■第1回目
●Mayaの起動
maya2020.jpg

Maya2020を起動する。学校では、Qドライブから起動する。※自宅の場合は、デスクトップのアイコンで起動する。
Mayaのファイルを開く場合には、Mayaを起動してから、ファイルメニューから開くこと。
Mayaのファイルをダブルクリックして、ファイルを開くと、そのたびにMayaが起動してしまうので注意すること。

●ビューの背景色

3Dビューの背景の色を4種類から選択することができる。[Alt]+[B]で背景色を切り替えることができる。

●ビューの背景色
●カメラ操作

●ドリー
【Alt】キーを押しながら、右ボタンでドラッグする。
​カメラがオブジェクトに近づく、遠ざかる。

​※マウスの中ボタンホイールでも可能だが、お勧めしない。

●トラック
【Alt】キーを押しながら、中ボタンを押しながらドラッグする。
​カメラが上下左右に動く。

●タンブル
【Alt】キーを押しながら、左ボタンを押しながらドラッグする。
​カメラが原点を中心に回転する。

※タンブルは、perspビュー以外で​は使用できない。

●オブジェクトの表示

​[4]キー​ ワイヤーフレーム表示

​[5]キー​ シェーディング表示

​[6]キー​ テクスチャ表示

​[7]キー​ ライティング表示

●オブジェクトの編集

ツールボックス

[Q]キー 選択ツール

オブジェクトや頂点を選択するときに、移動・回転・スケールツールのマニピュレータが
​邪魔になる場合がある。その場合は、選択するだけのツールに切り替える。

[W]キー 移動ツール

移動ツールは矢印のマニピュレータ
X方向(赤)、Y方向(緑)、Z方向(青)は1方向のみ中央の枠では、2方向または3方向に移動する。
​※上下や左右など限定する場合があるので注意する。

[E]キー 回転ツール

回転ツールはリングのマニピュレータ
X軸(赤)、Y軸(緑)、Z軸(青)で1方向に回転する。
​※黄のリングは、操作するビューに対して垂直に回転する。

[R]キー スケールツール

スケールツールはリングボックスのマニピュレータ
X方向(赤)、Y方向(緑)、Z方向(青)で1方向に拡大・縮小する。
​中央のボックスでは、3方向同時に拡大・縮小する。比率を保ったままスケールできる。

平面マニピュレータを使用すると、2方向へのスケールが可能になる。
緑の平面マニピュレータでは、X方向、Z方向へのスケールになる。
​または、[Ctrl]キーを押しながら、スケールY(緑)のマニピュレータを使用する方法もある。

●チャンネルボックス

チャンネルボックスは、移動・回転・スケールを数値入力で設定することができる。

①モデリングツールキット
②キャラクターコントロールツール

③アトリビュートエディタ

④ツール設定

⑤チャンネルボックス

オブジェクト名を変更することができる。半角英数字のみを入力して、Enterキーで決定する。

​続けて数値入力する場合は、[Tab]キーで、入力欄を移動することができる。

​同じ数値を入力する場合は、ドラッグして選択して、Enterキーを押す。移動・回転・スケール、
入力ノードなどで可能。

​各チャンネルを選択して、作業画面で中ボタンドラッグすると、インタラクティブに確認できる。

移動と回転には、プラス方向、マイナス方向がある。
スケールのマイナスは、反対側へのスケールで左右対称などになる。
90°回転、180°回転、スケールなどチャンネルボックスで設定してほうが便利である。
​まずは、マニピュレータで変更してから、チャンネルボックスで数値入力する。

●スナップ機能

スナップ機能は、使用するときは限られるので、キーで使用する。

​スナップグリッドは、グリッドの交点やグリッドラインにスナップする。使用方法が違うので注意する。

スナップグリッド [X]キーを押しながら、マニピュレータの中央をドラッグする。グリッドの交点にスナップする。

​[X]キーを押しながら、矢印のマニピュレータをドラッグすると、その方向のグリッドラインにスナップする。

​[V]キーを押しながら、頂点などのポイントにスナップする。

​スナップポイントの場合は、移動マニピュレータの中央をドラッグする。

●ピボットポイント

ピボットポイントは、移動、回転、スケールの基準点である。
ピボットポイントの位置を変更することによって、回転やスケールに変化が起こる。

オブジェクトの中心で回転する。

[Insert]キーを押して、ピボットポイントのモードに切り替える。ピボットポイントを移動する。
再度、[Insert]キーを押してオブジェクトモードに戻り、回転すると回転軸が変更している。
ピボットポイントは、[D]キーを押しながら移動することも可能。

​ピボットポイントは、オブジェクトと同じようにスナップ機能を使用することができる。

プリファレンスの「マニピュレータ」からピボットマニピュレータの「方向ハンドル」をオフにすると、
​マニピュレータの操作が簡単になる。

方向ハンドルがオフ          方向ハンドルがオン   

[編集]>[中央にピボットポイントを移動]を選択すると、ピボットポイントがオブジェクトの中央に配置される。

●複製

複製には3種類の方法がある。一番簡単な複製は、[Ctrl]+[D]のショートカットがある。

●複製

オブジェクトを選択して、[Ctrl]+[D]キーを押す。オブジェクトが複製される。
同じ位置に同じ大きさで複製されるので、必ず移動、回転、スケールする。

●特殊な複製

オブジェクトを選択して、[編集]>[特殊な複製]オプションを選択する。
​移動XYZ,回転XYZ,スケールXYZを入力する。「コピー数」は複製する数になる。

特殊な複製を実行する場合は、[編集]>[設定のリセット]を行うこと。
前回に実行した設定が残っているので、ミスする可能性が高い。

ピボットポイントを原点に移動する。オブジェクトを選択して、[編集]>[特殊な複製]オプションを選択する。

「回転Y」に30、「コピー数」に11を入力して、実行する。
原点を中心にして、合計12個のオブジェクトが配置された。

●トランスフォームして複製

「回転Y」に30、「コピー数」に11を入力して、実行する。
原点を中心にして、合計12個のオブジェクトが配置された。

●オブジェクトの選択

オブジェクトやコンポーネントの選択手段は、作業効率に繋がる。素早く選択できるようにする。

●単一オブジェクトの追加選択

[Shift]キーを押しながら、オブジェクトを選択すると追加選択される。

●複数オブジェクトの選択

オブジェクトのまわりをドラッグして選択範囲で選択する。

●選択の解除

選択しているオブジェクトを[Shift]キーを押しながら、クリックすると選択が解除される。

●選択の反転

[Shift]キーを押しながら、オブジェクトのまわりをドラッグすると、選択が反転される。

●オブジェクトのグループ化

​複数のオブジェクトを回転、スケールすると、1つ1つのオブジェクトで回転、スケールしてしまう。

複数のオブジェクトを選択して、[編集]>[グループ化]を選択する。
使用度が高いので、ショートカット[Ctrl]+[G]で覚える。

グループ化すると、グループで回転、スケールすることができる。

グループを選択するには「アウトライナ」を使用する。[ウィンドウ]>[アウトライナ]を選択する。

​アウトライナでグループ名をダブルクリックすると、グループ名を変更することができる。

グループ名の左側の[+]をクリックすると、グループが展開される。[-]をクリックすると閉じる。

グループ化すると、ピボットポイントは原点に配置される。
[Insert]キーを押して、グループのピボットポイントを変更することができる。

グループを選択して、[編集]>[中央にピボットポイントを移動]を選択すると、ピボットポイントがグループの
​中央に配置される。

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