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■第4・5回目
●階層構造の実践編

授業で配布するファイル使用上の注意
データファイル(モデル、リグのパーツ、テクスチャなど)の著作権は、制作者である牛山雅博に帰属します。
授業で配布するファイルは、授業を受けた学生が学習する目的のみ使用することができます。
学習以外の目的で使用できません。
授業で配布するデータファイルや画像、テキストなどの資料は一部またはその全てを無償有償に関わらず第三者へ配布することは
できません。データファイルを使用することによって生じた偶発的または間接的な損害についてデータファイル制作者は、
​いかなる責任も負うものではありません。以上の条件を了承の上で使用してください。(牛山雅博)

​バラバラに配置されているオブジェクトをグループ化して、そのグループをペアレントして階層構造を作成します。

​グループ化するとピボットポイントは原点に配置されるので、原点が回転軸の中心になるように配置します。
​とりあえず、オブジェクトを適当に移動して、原点のまわりのスペースを空けておく。

base

[baseModel]を選択して、[X]キーを押しながら、原点に配置する。※移動XYZが0になる。
グループ化してグループ名を「base」に変更する。

​グループ化したら、必ずアウトライナでグループで選択する。

arm

[rightArmFrame]、[leftArmFrame]、[upperBridge3]、[underBridge3]の移動XYZを0にする。
4つのオブジェクトをグループ化して、グループ名を[arm]に変更する。[arm]を回転して確認する。

forearm

[forearmModel]を選択して、突起部分の中心がX軸になるように移動する。移動XYZを0、0、-2に設定する。

​グループ化して、グループ名を[forearm]に変更する。※移動する場合、必ずグループで選択する。

​[handModel]の穴が開いている部分がX軸になるように移動する。移動XYZを0、0、-4に設定する。

hand

​[leftFinger]と[rightFinger]を選択して、移動XYZを0、0.45、0に設定する。
​[rightFinder]の回転Yを180に設定する。

3つのオブジェクトをグループ化して、グループ名を[hand]に変更する。

​移動する場合には、必ずグループで選択して移動する。

​[arm]グループの移動XYZを0,2、0
[forarm]グループの移動XYZを0,7,0
​[hand]グループの移動XXYZを0、11、0

各グループをペアレントする
​※先に選択するのが子、後に選択するのが親になる。

①先に[arm]グループ、次に[base]グループを選択して、[P]キーでペアレントする。

②先に[forearm]グループ、次に[arm]グループを選択して、[P]キーでペアレントする。

​③先に[hand]グループ、次に[forearm]グループを選択して、[P]キーでペアレントする。

[base]グループを選択して、[修正]>[トランスフォームのフリーズ]を実行する。全ての子にフリーズがかかる。

​各グループを選択して、回転して確認する。物を掴む部分は、[leftFinger]と[rightFinger]を回転する。
元に戻すには、回転値(X,Y、Z)を0にする。

​[moveObject]の移動Xを10に変更して、アームに近づけておく。

各グループを回転して、キーフレームを設定する。※[Shift]キー+[E]キー

​30フレームに移動して、各グループを回転して、キーフレームを設定する。

​15フレームで、[rightFinger]と[leftFinger]の回転にキーフレームを設定する。

30フレームで、[rightFinger]と[leftFinger]を開く回転をしてキーフレームを設定する。
​※プラスとマイナスで同じ数値にする。

​40フレームで、[moveObject]を掴んで、キーフレームを設定する。

​90フレームで、[arm] [forearm] [hand]グループを回転して、キーフレームを設定する。

40フレームに移動して、[moveObject] →[hand]グループの順に選択して、[P]キーでペアレントする。

40フレームで、[moveObject] を複製する。複製したオブジェクト名を[Object]に変更する。
このオブジェクトを選択して、[Shift]キー+[P]キーで、ペアレント解除する。

40フレームで重なっている2つのオブジェクトの「可視性」で表示/非表示を切り替える。
1→オン
​0→オフ

オブジェクトの可視性によって、掴む動きが表現できる。

このあとは、自分で工夫して作成してみる。

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